米オープンAI 「ウォール・ストリート・ジャーナル」などを保有する米メディア企業との提携発表
アメリカのオープンAIが、「ニューズ・コーポレーション」と提携し、経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」などのコンテンツを活用することを発表しました。
オープンAIとの提携により、AIの学習やチャットGPTでの解答に利用可能な記事を利用できるほか、専門的なアドバイスも受けることができます。
契約金額は非公開ですが、5年以上で2億5000万ドルに上ると報道されています。
チャットGPTを手掛けるアメリカのオープンAIが、経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」などを保有するアメリカの「ニューズ・コーポレーション」と記事などのコンテンツをめぐり提携すると発表しました。
ニューヨークに拠点を置く「ニューズ・コーポレーション」は、アメリカ最大の経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」や「ニューヨークポスト」などを保有しています。
オープンAIとの提携に関する契約年数や金銭面の条件は公表されていませんが、「ウォール・ストリート・ジャーナル」は関係者の話として、5年以上で2億5000万ドル、日本円で390億円に上ると伝えています。
今回の提携でオープンAIは、「ニューズ・コーポレーション」が保有する出版物をチャットGPTでの解答への引用やAIの学習にも使用できるほか、「ニューズ・コーポレーション」からはジャーナリズムに関する専門的なアドバイスも提供されるとしています。
オープンAIはアメリカのAP通信やイギリスの経済紙「フィナンシャルタイムズ」などとも契約していて、大手メディアとの提携を進めています。