コロナ拡大の武漢で惨状を伝え実刑 市民ジャーナリストが出所 現在も当局の監視下か

AI要約

中国・武漢で虚偽情報を発信した市民ジャーナリストが服役から出所

実刑判決を受けた張展さんは兄の家に身を寄せるも、制限された自由の中で過ごす

支援者らによれば、張さんは当局の監視下に置かれている可能性がある

新型コロナウイルス感染が拡大した中国・武漢で虚偽の情報を発信したとして実刑判決を受け、服役していた市民ジャーナリストが出所しました。

 張展さん(37)は上海出身の元弁護士で、2020年新型コロナウイルス感染が拡大した湖北省・武漢で武漢の惨状や当局への批判を動画で投稿していました。

 その後、当局に拘束され、虚偽情報を発信した罪で懲役4年の実刑判決を言い渡され服役していましたが、今月13日に刑期を終えました。

 SNSに投稿された本人とみられる映像では、「皆さんのサポートと関心に感謝します」と語られています。

 張さんは現在、上海の兄の家に身を寄せているということですが支援者らによりますと、「自由を制限」されていて、当局による監視下にあるとみられています。

画像:Xに投稿された映像