イスラエル軍包囲、患者ら動けず ガザ北部の病院「銃撃受けている」

AI要約

世界保健機関がガザ北部の病院がイスラエル軍の攻撃で被害を受け困難な運営状況にあることを報告。

病院は包囲され患者らが身動きが取れない状況。

被害を受けているアルアウダ病院とカマルアドワン病院の状況が悪化している。

 【ラファ(パレスチナ自治区ガザ)AFP時事】世界保健機関(WHO)は21日、パレスチナ自治区ガザ北部で唯一稼働している二つの病院が、イスラエル軍の攻撃で被害を受け、運営が困難になっていると明らかにした。

 軍は病院を包囲し、患者らは身動きが取れない状態だという。

 攻撃を受けているのは、アルアウダ病院とカマルアドワン病院。アルアウダ病院のサルハ院長代理は21日、AFP通信に「きょうで病院の包囲は3日目に入った。軍は病棟に銃撃や砲撃を加え続けており、壁や貯水タンクが破壊された」と語った。