ヒズボラが報復攻撃開始 イスラエルはアルジャジーラ支局に閉鎖命令
AI要約
レバノンで起きた通信端末の爆発やイスラエル軍の空爆により、ヒズボラがミサイル攻撃を開始した。
ヒズボラとイスラエルの攻防が激化し、ハイファ近郊で建物が壊れるなどの被害が報告された。
双方は全面的な紛争に向かいつつあり、ヒズボラはイスラエル軍の基地などを標的としている。
レバノンで起きた通信端末の爆発による殺傷やイスラエル軍による空爆を受け、イスラム教シーア派組織ヒズボラは22日、ミサイルによる報復攻撃を始めたと発表した。イスラエル軍も空爆で応戦した。ロイター通信は、過去1年で「最も激しい」攻撃の応酬となっていると報じている。
AP通信によると、イスラエル北部ハイファ近郊の医療関係者は、ヒズボラの攻撃で近郊の建物が壊れ、車が炎上し、男性（76）ら4人が負傷したと明らかにした。APはイスラエルとヒズボラが「全面的紛争に陥りつつあるようだ」と報じた。ヒズボラは声明で「レバノン各地を標的とし、多くの民間人の死者を出したイスラエルの度重なる攻撃に報復する」ためミサイルを発射した、と説明。イスラエル軍の基地などを標的にしたとしている。
