デマ情報のアカウント閉鎖 中国動画投稿アプリ

AI要約

中国広東省深センで日本人の男子児童が刺殺された事件を巡り、中国の動画投稿アプリ「快手(クアイショウ)」は90以上のアカウントに対して閉鎖などの措置を取った。

中国のSNSでは日本人学校をスパイの拠点だとするデマ情報が広まり、日本人に危害を与える書き込みも増加している。

過去の事件でも反日感情を煽る投稿が問題となっており、中国のIT大手がアカウントを閉鎖するなどの対応を取っている。

 【深セン共同】中国広東省深センで日本人の男子児童が刺殺された事件を巡り、中国の動画投稿アプリ「快手(クアイショウ)」は21日、日本と中国の対立をあおるデマ情報を流すなどした90以上のアカウントに閉鎖などの措置を取ったと明らかにした。

 中国の交流サイト(SNS)などでは「日本人学校はスパイの拠点だ」といったデマ情報が多く流れており、日本人に危害を加えることに賛意を示すような書き込みも少なくない。

 6月に江蘇省蘇州で日本人母子が中国人の男に刃物で切り付けられた事件の後も、反日感情をあおるような投稿があふれた。中国のIT大手は当時、アカウント閉鎖などの措置を取った。