ヨーロッパの大雨被害 ハンガリー・ブダペストでも増水への警戒強まる
ヨーロッパの東部と中部では、大雨による被害が続く中、ハンガリーの首都・ブダペストでも川が増水し、浸水被害が懸念されている。
ポーランドやチェコなどでも大雨の影響で様々な被害が出ており、24人の死亡が確認されている。
ブダペストではドナウ川が増水し、道路や遊覧船の乗り場などが水没して被害が拡大している。
ヨーロッパの東部と中部では、先週からの大雨の影響で甚大な被害が出ていて、ハンガリーの首都・ブダペストでも川が増水し、浸水被害への警戒が強まっています。
ポーランドやチェコなどヨーロッパの東部と中部では、先週から数日間大雨となり、橋が崩落したり家が流されたりして、あわせて24人の死亡が確認されました。
記者
「ハンガリーのドナウ川です。ここは普段は人や車が通る道路ですが、完全に水没してしまっています」
甚大な被害が出ているドナウ川上流域の下流に位置するハンガリーの首都・ブダペストでも、増水により川沿いの道路が水没しました。
遊覧船の乗り場も近づけなくなり、利用できない状態です。
増水のピークは20日から21日とみられていて、地下鉄の駅などでは周囲に土嚢を積んで被害を防ごうと対策が取られています。