海から川へ「大逆流」観光客殺到 “映え”狙い波にのまれる事故続出

AI要約

中秋を祝うイベントが中国各地で開かれるなか、海から川へと水が逆流する「大海嘯」が見頃を迎えています。

観光客がSNS映えを狙って危険な行動を取り、波にのまれる事故が続出している。

現地メディアによれば、幸いけが人はいなかったが、批判の声が高まっている。

海から川へ「大逆流」観光客殺到 “映え”狙い波にのまれる事故続出

中秋を祝うイベントが中国各地で開かれるなか、月とともに、あるものが見頃を迎えています。

■見物人殺到 SNS映え狙いで…

 海から川へと水が逆流する「大海嘯(だいかいしょう)」。この時期、最も勢いが増すということで見物人が殺到。しかし、川に近付きすぎて波にのまれる人が続出しています。

 場所は東部・浙江省を流れる銭塘江。大海嘯は月の引力などによって起こり、中秋のこの時期が最盛期となるのです。

観光客

「潮の流れが2つ、3つと重なって、さらに魅力的になるんです」

 「大逆流」を一目見ようと多くの観光客が訪れますが、SNS映えを狙って川に近付き、波にのまれる人が後を絶ちません。

 今月も波が目の前まで迫るなか、撮影を続けていた観光客が流される事態が発生。

 現地メディアによりますと、幸い、けが人はいませんでしたが、「危険すぎる行動」に多くの批判が寄せられているということです。