ヘビー級王者、空港で一時拘束 ウクライナのウシク選手

AI要約

ボクシングの世界ヘビー級で4団体王座を統一したウクライナのウシク選手がポーランドで拘束された。

ウシク選手は容疑が不明だがすぐに解放され、国民的英雄として扱われた。

ウクライナ政府は対応を指示し、ウシク選手が一時拘束された状況に関心が高まっている。

 【ロンドン共同】ボクシングの世界ヘビー級で5月に史上初の主要4団体王座統一を果たしたウクライナのオレクサンドル・ウシク選手(37)が17日、ポーランド南部クラクフの空港で当局に拘束された。容疑は不明。間もなく解放され、ウシク選手はX(旧ツイッター)に「誤解があったが、すぐに解決した」と書き込んだ。

 国民的英雄のウシク選手が一時拘束されたことについて、ゼレンスキー大統領は外相と内相に対応を指示した。報道によると、駐クラクフ総領事が空港に向かう事態となった。

 ウクライナの最高会議(議会)議員が通信アプリに投稿した動画では、ウシク選手が手錠をかけられ、連行される様子が確認できる。