ハリス氏、ガザ戦争終結と「2国家解決」呼びかけ

AI要約

米大統領選の民主党候補、ハリス副大統領は、イスラエルとハマスの戦争終結を呼びかけ、イスラエルがガザ地区を再占領してはならないとの考えを示した。

ハリス氏は中東の安定を求めるとともに、経済問題に取り組む計画や住宅価格の引き下げについても言及した。

さらに、児童税額控除の拡大など、具体的な政策を示し、大統領選出後の展望を説明している。

ハリス氏、ガザ戦争終結と「2国家解決」呼びかけ

Andrea Shalal Stephanie Kelly

[フィラデルフィア 17日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補、ハリス副大統領は17日、イスラエルとイスラム組織ハマスのパレスチナ自治区ガザでの戦争の終結を呼び掛けるとし、終結後にイスラエルはガザ地区を再び占領してはならないとの考えを示した。

ハリス氏はフィラデルフィアで全米黒人ジャーナリスト協会(NABJ)のインタビューに応じ、イスラエルとパレスチナが共存する「2国家解決」のほか、イランに力を与えない形での中東の安定を求めるとし、「(中東)地域全体の利益のために合意を成立させる必要があるとの立場を明確にしてきた」と述べた。

経済問題については、住宅価格を引き下げるために一段の取り組みが必要とし、大統領に選出されれば民間部門と協力して住宅供給を増やすと表明。児童税額控除を6000ドルに拡大する計画も改めて示した。