「タイタニック号」見学ツアー5人死亡潜水艇事故 アメリカ沿岸警備隊調査委員会の審理開始
2023年、5人が死亡した「タイタニック号」見学ツアーの潜水艇事故をめぐり、アメリカ沿岸警備隊の調査委員会の審理が始まった。
元技術幹部の証言によると、事故は潜水艇の強度に関する懸念が無視された結果だった。
審理は27日まで行われ、事故原因や刑事責任の有無について報告書がまとめられる予定だ。
2023年、5人が死亡した「タイタニック号」見学ツアーの潜水艇事故をめぐり、アメリカ沿岸警備隊の調査委員会の審理が始まりました。
この事故は2023年6月、「タイタニック号」の見学ツアーで、「オーシャン・ゲート」社が運営する潜水艇「タイタン」が潜水中に水圧で押しつぶされ、5人が死亡したものです。
事故を調査している沿岸警備隊の調査委員会は、16日に審理を始め、オーシャン・ゲートに解雇された元技術幹部が証言しました。
この元幹部は、潜水艇の強度について会社側に懸念を何度も指摘しましたが、無視されたということです。
審理は27日まで行われ、調査委員会は事故原因や刑事責任の有無などについて報告書をまとめる予定です。