SNS子供使用の禁止法案提出へ オーストラリア、14歳未満を軸

AI要約

オーストラリアのアルバニージー首相が、14歳未満の子どもがSNSを利用することを禁止する法案を提出することを発表。

これは、集団いじめや有害コンテンツへの露出など、SNS利用に伴うリスクへの対策として行われる。

SNS運営企業は利用可能年齢を定めているが、強制はしていなかった。

 【シドニー共同】オーストラリアのアルバニージー首相は10日、子どもがインスタグラムやTikTok(ティックトック)などの交流サイト(SNS)を利用することを禁止する法案を年内に提出すると発表した。利用を禁じる年齢は14歳未満を軸に調整するとみられる。年齢制限の動きは米国の一部州やフランスなど欧州の国で進んでいる。

 SNSは友達や同級生とのやりとりに役立つ一方、集団いじめの温床になったり、暴力やポルノなどの有害コンテンツにさらされたりする弊害が指摘されてきた。

 運営企業各社は利用可能年齢をガイドラインなどで定めているが、強制はしていなかった。