移民を乗せたボートが転覆 救助の瞬間 イタリア

AI要約

アフリカ北部のリビアからヨーロッパに向かう移民ボートが転覆し、21人が行方不明になる。

イタリア沿岸警備隊がシリア人7人を救助し、生存者の証言によると、28人乗せたボートが悪天候で転覆。

移民の死亡者や行方不明者は増加し、今回の事故で2014年以降の犠牲者は3万人を超えた。

移民を乗せたボートが転覆 救助の瞬間 イタリア

 移民を乗せてアフリカ北部のリビアからヨーロッパに向かっていたボートが地中海で転覆し、子ども3人を含む21人が行方不明となっている。

 イタリアの沿岸警備隊は4日、地中海のランペドゥーザ沖で、転覆したボートにつかまって漂流していたシリア人7人を救助した。

 生存者の証言では、スーダン人とシリア人の移民28人を乗せ、1日にリビアから出航したボートが、翌日に悪天候で転覆し、子ども3人を含む21人が行方不明になっているという。

 アフリカからヨーロッパに向かうため、ボートや小型船で地中海を渡る移民が後を絶たず、死亡者・行方不明者は、ことしに入って1336人にのぼっていて、2014年以降では、3万人を超えている。

(『ABEMAヒルズ』より)