セルビアがフランス製の戦闘機購入へ “ロシア離れ”の転換点となる可能性も

AI要約

セルビアが西側の最新鋭戦闘機をフランスから購入することで、歴史的な転換点を迎えた。

セルビアはロシア侵攻に反対し、EU加盟を目指しており、ロシア離れの一歩を踏み出した。

フランスのマクロン大統領も契約締結式に同席し、セルビアの戦闘機取得を支持した。

セルビアがフランス製の戦闘機購入へ “ロシア離れ”の転換点となる可能性も

東欧のセルビアがフランスの最新鋭戦闘機を購入する契約を結びました。ロシアと親密なセルビアが西側の戦闘機を採用するのは初めてです。

 セルビアは8月29日、フランスの航空機メーカーダッソーとラファール戦闘機12機を27億ユーロ、約4300億円で購入する契約を結びました。

 契約締結の場にはフランスのマクロン大統領も同席しました。

 セルビアのブチッチ大統領は「我が国が西側の戦闘機を持つのは歴史上、初めてで、軍の作戦能力向上に大きく貢献するだろう」と述べています。

 セルビアはベラルーシとともにロシアの親密な同盟国ですが、ロシアのウクライナ侵攻に明確に反対しています。

 また、セルビアはEU(ヨーロッパ連合)加盟を目指していて、フランス製の戦闘機購入は「ロシア離れ」の大きな転換点となる可能性があります。