米貿易赤字、7.9%増 2カ月ぶり拡大 7月

AI要約

米国の7月の貿易統計によると、貿易収支の赤字が前月比7.9%増の787億9100万ドルに拡大した。

輸入は金や金属製品、民間航空機などが増加し、輸出は半導体が増加したものの、自動車・同部品の減少が影響している。

特にコンピューター関連などの輸入が大きく増加しており、輸出は小幅な伸びに留まった。

 【ワシントン時事】米商務省が4日発表した7月の貿易統計(国際収支ベース、季節調整済み)によると、モノとサービスを合わせた貿易収支の赤字額は、前月比7.9%増の787億9100万ドル(約11兆4100億円)だった。

 赤字幅は2カ月ぶりに拡大した。コンピューター関連などの輸入が大きく増加した。

 輸入は2.1%増の3453億9400万ドルで、金や金属製品、民間航空機などが増加した。輸出は0.5%増の2666億300万ドル。半導体が増加したものの、自動車・同部品の減少が響き、全体では小幅な伸びにとどまった。