ガザ停戦・人質解放交渉の緊急性増す、人質6人死亡受け=米高官

AI要約

カービー米大統領補佐官は、ガザでの停戦合意と人質解放に向けた緊急の交渉を強調している。

バイデン大統領とハリス副大統領が関与し、世界の指導者と協力していることが明らかにされた。

米国は中東地域のパートナーとの協議を続け、イスラエルとハマスの柔軟性が必要だと強調されている。

ガザ停戦・人質解放交渉の緊急性増す、人質6人死亡受け=米高官

[ワシントン 3日 ロイター] - カービー米大統領補佐官は3日、ガザの停戦合意と残りの人質解放に向けた交渉の緊急性が高まったという認識を示した。パレスチナ自治区ガザ南部の地下トンネルで1日、イスラム組織ハマスに拘束されていた人質6人の遺体が発見されたことを受けた。

カービー氏は記者団に対し、「週末に起きたことは可能な限り早期の事態収束がいかに重要かを明確に示している」と語った。

カービー氏はまた、バイデン大統領とハリス副大統領が2日に人質解放に向けた交渉チームと会談したほか、停戦および人質解放での合意にこぎ着けるため、バイデン大統領が世界の指導者との連携に関与していると明らかにした。

米国務省のミラー報道官も、ガザの停戦と人質解放に向けた合意を取りまとめるため、米国は今後数日、中東地域のパートナーとの協議を続けると述べた。

ミラー報道官は、先週行われた協議で進展があったものの、最終的な合意に至るにはイスラエルとハマス双方の柔軟性が必要とも強調した。