横田めぐみさんの家族写真展始まる 都内の大型商業施設で、8日まで

AI要約

横田めぐみさんが北朝鮮に拉致される前に父が撮影した家族写真を展示するイベントがアリオ西新井で開催された。

家族連れも多く訪れ、若い世代にも拉致問題を知ってもらう機会となった。

来場者からは、めぐみさんの家族への支援や拉致問題の解決を願う声が寄せられている。

横田めぐみさんの家族写真展始まる 都内の大型商業施設で、8日まで

 「めぐみちゃんと家族のメッセージ~横田滋写真展 めぐみさん 家族と過ごした13年」が3日、東京都足立区西新井栄町1丁目のアリオ西新井1階イベント広場で始まった。8日まで。

 横田めぐみさんが1977年に13歳で北朝鮮に拉致されるまでに、父の滋さん(2020年死去)が撮影した家族写真などを展示する。めぐみさん両親の支援団体「あさがおの会」(川崎市)と足立区が主催。若い世代も拉致問題を知ってほしいと、家族連れの来店が多い大型商業施設で開いた。

 母の早紀江さん(88)は「多くのみなさまに関心を持っていただき、この許すことのできないできごとが一日も早く解決されますように」とメッセージを寄せた。

 午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)。入場無料。11月2日にはめぐみさんの弟で拉致被害者家族会代表の横田拓也さん(56)が足立区栗原1丁目の西新井文化ホールで講演する。問い合わせは区総務課人権推進係(03・3880・5497)。(編集委員・北野隆一)