男性政治家たちの「すっぴんメイク」事情 ブロンズ色の肌が人気の理由とは?

AI要約

男性政治家が外見に気を配る必要性と化粧の重要性について報じられている。

汗やテカリの避け方や化粧のバランス、過剰使用による批判のリスクなどが指摘されている。

化粧の効果やリスク、適切な使用法に関する事例が述べられている。

男性政治家たちの「すっぴんメイク」事情 ブロンズ色の肌が人気の理由とは?

いつの時代も政治家が、より多くの支持を集めるうえで「外見」は重要な要素のひとつだった。しかし、無数のミームが瞬時に拡散されるようになったいま、「女性政治家だけでなく、男性政治家も」かつてないほど「顔の写り」に気を配るようになっている。

そんななか米紙「ワシントン・ポスト」が、政治キャンペーンにおいて、男性の化粧の利点と潜在的な落とし穴について報じている。

同紙によれば、男性政治家たちはいま「若々しく見える必要があるが、若すぎてはいけないというプレッシャーを感じている」という。

「経験豊富そうな印象を前面に出しつつも、シミやシワは薄くし、情熱的に見せながらも決して汗ばむことはないーー」

なかでも、男性政治家にとっての最も大きな懸念事項のひとつは「汗とテカリ」。

健康的にみせるために肌の潤いは重要だが、汗やベタつきは、聴衆に「緊張やコントロールの欠如として読み取られる」のだという。

そのため、ワントーン濃い、暖かい色味のファンデーションを使用し、目の下のクマを隠し、全体的にツヤと血色を加える一方で、額はマットに仕上げるのが、男性政治家のすっぴんメイクの典型例となっている。

こうした化粧の利点は、なんといっても「高解像度カメラで撮られたときの印象アップに役立つこと」で、たとえば、ペンシルベニア州知事のジョシュ・シャピロと運輸長官のピート・ブティジェッジの「すっぴんメイク」は大成功だと、同紙は述べている。

一方、化粧はやりすぎたり、崩れると「嘲笑の的」になったり、フランスのエマニュエル・マクロン大統領のように「化粧代が3ヵ月間で2万6000ユーロ(約417万円)」だとバレて批判に晒されることもある。

また、どんなに化粧で青白さをカバーしても、バイデン大統領のように声の掠れなどが隠せない場合は、化粧でカバーしていることが「より一層健康への懸念を高める可能性もある」。