チックフィレイの新型店舗は2階建てでドライブスルーのみ…3倍の速さで注文をこなすことを期待(海外)

AI要約

チックフィレイがジョージア州に2階建ての新店舗をオープンし、ドライブスルー専用の施設や効率化された提供システムを導入した。

新店舗では、上階に厨房を配置する斬新な設計やアプリ注文専用のレーンなど、チックフィレイのサービス向上に注力している。

ドライブスルーの提供時間を短縮し、大量の客に対応できる施設として、チックフィレイは常に進化を続けている。

チックフィレイの新型店舗は2階建てでドライブスルーのみ…3倍の速さで注文をこなすことを期待(海外)

チックフィレイがジョージア州に2階建ての新店舗をオープンした。

この店舗はドライブスルーのみで、アプリ注文専用のレーンもある。

他店舗よりも多くの客に対応することができるようになり、提供までの時間も短縮されるという。

チックフィレイ(Chick-fil-A)の新店舗は、他店舗よりもレベルが高い。文字通りに。

同社は8月22日、チックフィレイ本社から車で約50kmほどのところ、ジョージア州アトランタの南側に位置するマクドノーに新店舗をオープンした。この店舗はドライブスルーのみで、4つのレーンが地上階にある。

ドライブスルーのみの店舗は、チックフィレイにとって新しいものではない。同様の店舗を1993年に最初にオープンしていると同社はプレスリリースで述べている。

だが、最新店舗の斬新なところは、ドライブスルーのレーンの上に厨房があるということだ。

ドライブスルーと調理場は別の階にあるのだが、このモデルは「サービスの効率化のため」に設計されているとチックフィレイは述べている。

「厨房は典型的なチックフィレイ店舗の厨房の2倍の広さで、フード・コンベヤー・システムが、6秒に1セットをチームメンバーに注文された商品を渡すことを可能にしている」と同社はプレスリリースに書いている。

注文と商品の受け渡しはチックフィレイにとっての改良の余地がある分野の1つだ。昨年のある調査で、チックフィレイはアメリカの主要なファストフードチェーンの中で、ドライブスルーでの商品提供が最も遅いことがわかった。4レーンのドライブスルーはチックフィレイにとって、注文プロセスの効率化を図るチャンスだ。商品提供が早くなり、他のファストフード・チェーンに対して優位に立つことができるかもしれない。

今回の新店舗は、アプリでの注文専用のレーンを備えているが、もちろん従来通り、その場で注文することのできるレーンもあると同社は述べている。

このシステムで「標準的なチックフィレイ店舗のドライブスルーの2、3倍の車両」に対応できると期待しているとチックフィレイは述べた。