西岸での大規模作戦2日目 イスラエル軍、戦闘員5人殺害と発表

AI要約

イスラエル軍がパレスチナ自治区ヨルダン川西岸で対テロ作戦を継続し、新たに5人のパレスチナ人戦闘員を殺害した。

前日には複数の都市と難民キャンプで作戦を実施し、9人の戦闘員を排除。これまでに殺害されたパレスチナ人戦闘員は計14人。

パレスチナ保健当局によると、作戦開始以降の死亡者数は12人に上る。ジェニンやトゥルカラムなどで戦闘が続いている。

西岸での大規模作戦2日目 イスラエル軍、戦闘員5人殺害と発表

【AFP=時事】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)で29日、イスラエル軍が前日に開始した「対テロ作戦」が2日目に突入した。同軍はパレスチナ人戦闘員を新たに5人殺害したとしている。

 イスラエル軍は、トゥルカラム(Tulkarem)で29日早朝に銃撃戦があったとし、「モスクに隠れていた5人のテロリストを排除した」と発表した。

「対テロ作戦」を開始した前日には、西岸の複数の都市と難民キャンプで同時に作戦を実施し、戦闘員9人を殺害したと発表。これまでに殺害したパレスチナ人戦闘員の数は14人となる。

 パレスチナ保健当局は、前日の作戦開始以降に12人が死亡したと発表している。

 AFPに寄せられた情報によると、トゥバス(Tubas)のファラ(Al-Farra)キャンプからはイスラエル兵が既に撤退しているという。

 一方、ジェニン(Jenin)ではまだ戦闘が続いており、トゥルカラムででもイスラエル軍の作戦が継続中だとAFPカメラマンと記者が伝えた。【翻訳編集】 AFPBB News