在フィリピン中国大使館、日本大使の投稿うけ抗議文書

AI要約

フィリピンの中国大使館は、南シナ海での中国の動きに対し日本の大使がSNSで非難したことに抗議文書を送ったことが明らかになりました。

日本大使は、中国の船がフィリピン船に衝突したことを非難し、中国の行動を批判しました。日本大使館はこの発言に抗議文を送ったと報じられています。

フィリピンと中国の対立について、フィリピンは主権と海洋権益を守る意向を示し、同時に対話による解決を模索しています。

フィリピンの中国大使館は、南シナ海での中国の動きを日本大使がSNSで非難した事をうけ、抗議文書をおくったと明らかにしました。

フィリピンに駐在する日本大使は、SNSで今月25日に中国の船が南シナ海サビナ礁付近でフィリピン船に衝突したことについて、「航行の自由を妨害し緊張を高める行為やいかなる嫌がらせも容認できない」と投稿しました。これについて日本大使館に抗議文書を送ったと明らかにしたうえで、日本大使については「無責任な発言で事実を無視した中国に対する不当な非難」だと反発しています。

また、フィリピンとの対立については「領土主権と海洋権益を断固として守る」とする一方、「対話によって解決することに尽力する」としています。