バイデン米政権が検閲圧力 メタCEO主張、コロナ時

AI要約

米IT大手メタのマーク・ザッカーバーグCEOが、バイデン政権高官から新型コロナウイルス関連の投稿を検閲するよう圧力を受けたと主張

共和党が多数派を占める米下院司法委員会に26日付の書簡を提出し、主要ソーシャルメディアのコンテンツ管理調査に関連

共和党は書簡をSNSで公表し、言論の自由を重視する立場を示しており、米大統領選を巡る政治的狙いもあると指摘

 【ワシントン共同】米IT大手メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、バイデン政権高官が新型コロナウイルス感染症の流行時に、関連の投稿を検閲するよう圧力をかけてきたと主張した。共和党が多数派を握る米下院司法委員会の委員長に宛てた26日付の書簡で明らかにした。

 米メディアによると、書簡は主要ソーシャルメディアのコンテンツ管理に関する調査の一環。共和党は司法委の同党の交流サイト(SNS)で書簡を公表し「言論の自由にとって大きな勝利だ」と強調した。米大統領選で民主党を攻撃する材料とする狙いもあるとみられる。