テレグラムCEO身柄拘束 パリ検察当局「今月28日まで続く可能性」

AI要約

パリの検察当局は26日、通信アプリ「テレグラム」のCEOを拘束したと発表。

拘束は児童ポルノの流布など12の容疑で行われ、28日まで続く可能性がある。

ドゥロフCEOの身柄拘束は司法捜査で、政治的な決定ではない。

フランス・パリの検察当局は26日、通信アプリ「テレグラム」のCEOを拘束した、と正式に発表しました。

身柄の拘束は28日まで続く可能性があるということです。

パリの検察当局は26日、通信アプリ「テレグラム」の創業者・パベル・ドゥロフCEO(39)を24日にパリ郊外の空港で拘束したと正式に発表しました。

発表によりますと、テレグラムは、児童ポルノの流布といった組織的な違法取引を可能にするプラットフォームを運営した疑いなど12の容疑で捜査対象になっています。

本格捜査に入る前の予備的捜査で、容疑者を特定せずに先月8日から行われているということです。

ドゥロフCEOの身柄拘束は予審判事によって延長が認められ、最長で28日まで続く可能性がある、としています。

ドゥロフCEOはロシア人で、マクロン大統領は今回の身柄拘束について「司法捜査の一環であり、決して政治的な決定ではない」とコメントしています。