前を走る車から部品が落下、後続車の女性が死亡。遺族「愛する人との連絡を大切にして…」米
ジョージア州で起きた事故で大学生の女性が亡くなり、遺族がSNSで悲痛な想いをつづった。
事故は高速道路で前の車からブレーキ部品が飛んできて、若い女性が即死した。
遺族は事故後の車の写真を公開し、「異常がないか確認してほしい」と訴えている。
米ジョージア州の高速道路で事故があり、大学生の女性（20）が亡くなった。遺族はSNSを更新し、事故後の車の写真とともに悲惨な想いを明かした。
地元メディアによると、事故は14日、テネシー州とジョージア州をまたぐ高速道路で起きた。
被害者のオータム・マクルーアさんは、弟を託児所に送るため、交際相手の車に乗っていた。
高速道路を走行中、前の車からブレーキ部品が飛んできたという。部品は後ろを走っていたマクルーアさんの車を直撃。フロントガラスを貫通した。
運転していた男性は無事だったが、助手席に座っていたマクルーアさんは、その場で死亡が確認された。
マクルーアさんの兄は、事故後に撮影された車の写真とともに、悲痛な想いをSNSにつづっている。
「言葉を失うほどで、まだ現実のことだと思えません」
「自分の車を使う前に、3分でもいいから異常がないか確認してほしい。それだけで救われる命があるかもしれない。そのことをみなさんに伝えたくて、今これを書いています」
「彼女はどんなつらい思いをして亡くなったのか、私がどれほど心を痛めているのか…。そう嘆いても、彼女はもう二度と戻ってきません」
「この投稿を読んでくれた人に伝えたい。ぜひ愛する人やきょうだいとの時間をとってほしい。この機会に電話してあげてください」
交際相手のナンリーさんは、マクルーアさんとの思い出の写真を投稿。彼女への感謝の想いをつづった。
「あなたは私にとって最も輝かしかった。人生にすばらしい影響を与えてくれて、私を成長させてくれました。今まで出会った誰よりも最高の存在でした」
「あなたがこの世を去ってしまうのは残念だけど、どこにいても幸せでいてほしい。あなたが想像する以上に、私はあなたのことを愛しています」
現在、地元当局は事故の詳しい原因を捜査中だ。
