マカオ、同じコンビニのレジから二日連続現金盗みギャンブルで使い果たす…50代の女逮捕

AI要約

マカオ半島新橋エリアのコンビニで現金1万2000パタカが盗まれた事件について、50代のフィリピン系女性が逮捕された。盗まれた現金はギャンブルで使い果たされたという。

盗難は少なくとも二度起き、警察が監視カメラ映像を調査して容疑者を特定。窃盗罪で検察院に送致する方針。

事件はコンビニ店員が不審な女性を目撃し、店内の現金が合わないことから発覚。監視システムと映像分析により犯行を明らかにした。

マカオ、同じコンビニのレジから二日連続現金盗みギャンブルで使い果たす…50代の女逮捕

 マカオ治安警察局は8月19日、マカオ半島新橋エリアにある同じコンビニのレジから少なくとも二度にわたって合計1万2000パタカ(日本円換算:約22万円)の現金を盗んだとして50代のフィリピン系マカオ居民の女を逮捕したと発表。

 同局によれば、同月12日、コンビニ店員が店内にあるトイレから戻ったところ、急ぎ足で店を出て行く不審な女1人を発見して追跡するも見失う出来事があり、後にレジを締める際に数字が合わなかったことから、窃盗被害に遭った可能性が浮上したとのこと。これを受けて、店舗の監視カメラ映像を確認したところ、前日(11日)にも同一人物とみられる女がレジから現金を盗んでいる様子が確認でき、警察へ通報するに至ったという。

 通報を受けた同局が「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムと店舗の監視カメラ映像を分析を経て容疑者の女の身元を特定し、14日にマカオ半島北区のビル内で逮捕に成功。女は同局の調べに対して犯行を認めた上、盗んだ現金についてはギャンブルで使い果たしたと供述しており、同局では女を窃盗罪で検察院送致する方針とした。