生成AI検索、日本でも 要約表示で分かりやすく 米グーグル

AI要約

米グーグルが生成AIを活用した検索機能「AIオーバービュー」を6カ国に拡大することを発表。

「AIオーバービュー」では、検索結果の上部に要約とリンクを表示し、利用者が求める情報により簡単にアクセスできるようになる。

参入企業にはオープンAIやパープレキシティがおり、提供対象国は日本、英国、インド、インドネシア、メキシコ、ブラジルで、現地の言語に対応。

 【シリコンバレー時事】米グーグルは15日、生成AI(人工知能)を活用した検索機能「AIオーバービュー」の提供を、日本など6カ国に拡大すると発表した。

 検索結果の上部に利用者が分かりやすいよう要約を表示し、引用元のウェブサイトのリンクも貼り付ける。これにより、求める情報にさらにたどり着きやすくなるという。

 生成AI検索には、「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIや、ソフトバンクと提携して日本でも事業を始めた米パープレキシティが参入。受けて立つ検索最大手のグーグルも、今年5月から米国で提供を始めていた。

 今回提供対象となったのは日本のほか、英国、インド、インドネシア、メキシコ、ブラジルで、いずれも現地の言語に対応している。