アテネ近郊で山火事、数百人避難 欧州各国に支援要請 ギリシャ

AI要約

ギリシャの首都アテネ近郊で発生した山火事により数百人が避難を余儀なくされ、欧州連合(EU)各国に支援要請が行われている。

強風の影響で炎はアテネ中心部から14キロの地点まで迫り、消防士らが負傷するなどの被害が出ている。

現在死者の報告はないものの、地域住民や消防士の健康被害が懸念されている。

 ロイター通信によると、ギリシャの首都アテネ近郊で11日、山火事が発生し、12日までに数百人が避難を余儀なくされた。

 炎は強風によってアテネ中心部から約14キロの地点まで迫っており、ギリシャ政府は欧州連合(EU)各国に支援を要請した。

 山火事はアテネ北方35キロの村で発生。30を越える地域で住民が避難し、停電が発生している地域もある。死者は報告されていないが、消防当局によれば、煙を吸い込んだ人々や、やけどを負った消防士が手当てを受けた。