YOASOBI、NYで6千人のファンを魅了 米国で広がる人気

AI要約

日本の音楽グループYOASOBIが米ニューヨークで6000人のファンを前に単独ライブを行い、アニメとソーシャルメディアの活用により米国での人気が上昇中である。

YOASOBIの代表曲「アイドル」を熱唱するファンやアニメ「推しの子」とのつながり、Tシャツを着用する観客に注目が集まる。

ラジオ・シティー・ミュージック・ホールで行われたコンサートは満員で、米国内外からの注目が高まっている。

YOASOBI、NYで6千人のファンを魅了 米国で広がる人気

 日本の音楽グループYOASOBIが6日、米ニューヨークで約6000人のファンを前に単独ライブを行った。アニメとのつながりやソーシャルメディアの活用もあって米国での人気は上昇中で、日本の他のアーティストへの注目にもつながるという期待が出ている。

 「ニューヨークの皆さん、手を上げて!」

 6日夜、ボーカルのikuraが英語でステージから呼びかけると、大きな歓声が起きた。直後に代表曲「アイドル」の演奏が始まるとファンは立ち上がってペンライトを振り、「天才的なアイドル様」という日本語の歌詞を一緒に熱唱した。

 アニメ「推しの子」の主題歌「アイドル」は2023年6月、米音楽雑誌・ビルボードで、米国以外の全世界を対象とした音楽チャートの1位となり、YOASOBIの人気を高めた。コンサートでは「推しの子」のTシャツを着た人も目立った。

 この日の会場は、マンハッタン中心にある「ラジオ・シティー・ミュージック・ホール」。約6000人が入る、米国でも有名なコンサート施設だ。チケットは完売し、当日も窓口で断られる人がいた。