韓国KOSPI指数、8.77%安の2441.55で取引終了

AI要約

韓国総合株価指数が2営業日連続で下落し、KOSPIは急激な値下がりを記録した。

取引中にサーキットブレーカーが発動されるなど市場は大きな混乱に見舞われた。

この日の取引は過去数年ぶりの荒れた展開となり、投資家の不安が高まった。

韓国総合株価指数(KOSPI)が2営業日連続で下落し、取引時間中に2500ポイントを割り込んだ。KOSDAQも取引時間中に13%以上値を下げ700ポイントを下回った。

5日のKOSPIは前営業日より8.77%(234.64)の下落となる2441.55で取引を終えた。終値基準で過去最大の下落幅だ。KOSDAQ指数は11.30%(88.05)安の691.28で引けた。

指数は前営業日より2.42%(64.89)安の2611.30で取引を開始したがその後急激に下げ幅が広がり2600ポイントと2500ポイントを相次いで割り込んだ。

午後2時14分ごろには8%以上の値下がりを受け有価証券市場に「サーキットブレーカー」が発動され、取引が20分間中断された。

取引再開直後にはKOSPIが10%以上下がり、一時2400ポイントも崩壊した。この日のKOSPI最安値は2386.96だった。

KOSDAQ指数もこの日、前営業日より11.3%(88.05)下落の691.28で取引を終えた。

指数は前営業日より1.77%安の765.57で取引を開始したが、大幅に値を下げ600ポイント台まで落ち込んだ。

KOSDAQ市場にもこの日午後1時56分ごろにサーキットブレーカーが発動された。

韓国証券市場でサーキットブレーカーが発動されたのは2020年3月19日から約4年ぶりだ。当時もKOSPIとKOSDAQでサーキットブレーカーが同時に発動された。