パリ五輪開会式 「最後の晩餐」?演出で物議 芸術監督への殺害脅迫の疑いで捜査開始

AI要約

パリオリンピック™の開会式を演出した芸術監督が殺害を脅迫される事件が発生

開会式でのキリスト教を嘲笑するシーンが批判を受け、演出家と出演者が脅迫を受ける

演出家はアイデアが多様性を広める意図だったと主張

パリ五輪開会式 「最後の晩餐」?演出で物議 芸術監督への殺害脅迫の疑いで捜査開始

パリオリンピック™の開会式を演出した芸術監督に対し、殺害すると脅迫した疑いで、パリの検察当局が捜査を始めました。

先月26日に行われた開会式をめぐっては、派手な女装の「ドラァグクイーン」らが登場した場面がキリストの処刑前夜を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を連想させ、キリスト教を嘲笑したなどと批判が相次ぎました。

ロイター通信によりますと、芸術監督を務めたトマ・ジョリ氏は殺害の脅迫を受けたなどとして刑事告訴し、パリの検察当局が捜査を始めたということです。

また、この場面に出演したDJ兼プロデューサーも脅迫を受けたとして刑事告訴しています。

演出への批判を受けてジョリ氏は、着想のきっかけは「最後の晩餐」ではないとし、「私たちのアイデアは、素晴らしい多様性をみんなに受け入れてもらいたいというだけのものだった」と説明しています。