地下鉄の線路に“突き落とす” 男に殺人未遂の有罪評決 ロンドン

AI要約

ホームレスの男がロンドンの地下鉄駅で乗客を線路に突き落とした事件が起き、男性は大きなけがはなくすぐに救助された。

犯人は怒りから犯行に及んだと主張し、裁判で殺人未遂罪の有罪判決を受けた。

犯人の量刑は9月に言い渡される予定である。

イギリス・ロンドンの地下鉄の駅で乗客を線路に突き落としたとしてホームレスの男が有罪判決を受けました。

 画面奥から電車が迫るなか、ホームの上を歩いてる男性がベンチに座っていた男にいきなり線路に突き落とされます。

 男性は別の乗客によってすぐにホームの上に救助されました。

 この映像はロンドンの地下鉄オックスフォード・サーカス駅で2月に撮影されたもので、男性に大きなけがはありませんでした。

 男性を突き落としたのは移民でホームレスのブルワ・ショーシュ被告(24)です。

 地元メディアによりますと、ショーシュ被告は7月31日に開かれた裁判で、男性に軽蔑された目で見られたように感じた「怒り」から犯行に及んだものの、殺すつもりはなかったと主張しました。

 裁判で陪審員はショーシュ被告に対し、殺人未遂罪の有罪の評決を行いました。

 ショーシュ被告の量刑は9月に言い渡される予定です。