英BBCの元有名司会者、児童わいせつ画像所持容疑で起訴

AI要約

英BBC放送の元司会者ヒュー・エドワーズ容疑者が児童のわいせつ画像所持で起訴された。

エドワーズ容疑者は逮捕後、ワッツアップで共有したとされる画像に関連する罪で告発された。

エドワーズ容疑者は最大10年の禁錮刑の可能性があるが、裁判手続きに悪影響を与えないよう警察が注意を呼びかけた。

英BBCの元有名司会者、児童わいせつ画像所持容疑で起訴

ロンドン(CNN) 英BBC放送の元司会者ヒュー・エドワーズ容疑者(62)が先月、児童のわいせつ画像所持をめぐり、3件の罪で起訴された。ロンドン警視庁が29日に発表した。

警察の広報担当者によると、犯罪行為は2020年12月~22年4月の間に行われ、メッセージアプリ「ワッツアップ」で共有したとされる画像に関連している。

エドワーズ容疑者は昨年11月8日に逮捕され、6月26日に検察局の許可のもと起訴されたという。

エドワーズ容疑者は、英国法で最も重大とされるA分類の画像6枚、B分類の画像12枚、C分類の写真19枚をワッツアップに所持していたとして告発されている。有罪判決が下れば、最長10年の禁錮刑に処される可能性がある。

エドワーズ容疑者は31日にロンドンのウェストミンスター治安判事裁判所に出廷する予定。警察は報道機関や一般市民に対し、今後の裁判手続きに悪影響を与える可能性のある情報をSNSなどで公表しないよう呼び掛けた。

エドワーズ容疑者は今年4月、BBCを退社。40年のキャリアを重ね、BBCで最も有名な人物の一人となった。

BBCが先週発表した年次報告書によると、エドワーズ容疑者は23年4月~24年3月までの期間に47万5000ポンド(約9400万円)~47万9999ポンドの給与を受け取った。BBCで当時、3番目に高い給与だった。