ゼレンスキー氏、長距離兵器の必要性訴え キーウ無人機攻撃受け

AI要約

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる都市や前線部隊への爆撃やドローン攻撃に対し、長距離兵器の必要性を訴えた。

ウクライナ軍はロシアからのドローン攻撃を防ぐことに成功し、35機のドローンと巡航ミサイル2発を撃墜した。

ゼレンスキー氏は、ロシア空軍基地でロシアの爆撃機を破壊する必要性も指摘した。

ゼレンスキー氏、長距離兵器の必要性訴え キーウ無人機攻撃受け

[キーウ 21日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、ロシアの爆弾やドローン(無人機)による攻撃から都市や前線部隊を守るために長距離兵器が必要だと訴えた。

ウクライナ軍はこの日、ロシアがキーウに向けてこの2週間で5回目となるドローン攻撃を行ったが、防空システムがキーウ到達前に全てを破壊したと発表した。

空軍は対話アプリのテレグラムで、ロシアが発射したドローン39機のうち35機と巡航ミサイル2発を防空システムが破壊したと述べた。これらの兵器はウクライナの10の地域を標的にしていたという。

キーウに向けて発射されたドローンの数は明らかにされていない。

ゼレンスキー氏は、ロシア軍は一晩でウクライナに対して約40機のイラン製ドローン「シャヘド」を使用したと指摘。「重要なのはそのほとんどが撃墜されたということだ」とテレグラムに投稿した。

また、ウクライナに対する空爆を防ぐにはロシア空軍基地で同国の爆撃機を破壊する必要があると述べた。