上空約265mで3時間かけて“綱渡り” 幅わずか1.9cmの「スラックライン」  ヒヤヒヤ1万5000歩の挑戦 イタリア

AI要約

イタリアのメッシーナ海峡で、ハリウッドのスタントマンが世界最長の綱渡りに挑戦。高さ265m、約3.6kmのロープの上を渡ろうとしたが、途中で落下してしまった。

風や高所恐怖と闘いながら、3時間かけて挑戦を続けたローゼさんは、80m手前で失敗。しかし、海峡での綱渡り成功は史上初の記録となった。

1万5000歩を歩いた挑戦は失敗に終わったが、世界に名を刻む偉業を成し遂げた。

上空約265mで3時間かけて“綱渡り” 幅わずか1.9cmの「スラックライン」  ヒヤヒヤ1万5000歩の挑戦 イタリア

イタリアのメッシーナ海峡で、肝を冷やす“恐怖の挑戦”が行われた。ハリウッドのスタントマンが、イタリア本土とシチリア島を結ぶ約3.6キロの綱渡りに挑んだ。

とんでもない絶景の中で行われたのは、幅わずか1.9cmのロープの上を渡るスラックラインと呼ばれる綱渡りだ。

ハリウッドのスタントマン、ローゼさんが、スラックラインの世界最長記録更新を狙い、綱渡りに挑戦。高さ約265mに張られたロープで、イタリア本土とシチリア島を結び、約3.6kmに渡り歩き続けた。

高さと距離を東京で例えると、東京タワーの特別展望台ほどの高さを、東京駅から上野公園まで歩くのと同じ状況だ。

上空に吹く強い風や、高さへの恐怖と闘いながらも、ローゼさんは淡々と足を進めた。進めば進むほど、ロープは重みで沈み、風に流されカーブする。

ゴールまで残り約80m、体勢が崩れてもスタントで鍛えたバランス力でなんとかたえたが…おしくもローゼさんは落下してしまった。

惜しくも世界最長記録とはならなかったものの、ローゼさんが3時間かけて歩いた歩数は、1万5000歩だった。世界で初めて、この海峡での綱渡りを成功させたとして歴史に名を残した。

(「イット!」 7月15日放送より)