クラウドストライクCEOが陳謝 システム障害巡り

AI要約

米クラウドストライクの不正アクセス検知技術に起因する障害が世界各地で影響を与え、CEOが謝罪のコメントを投稿。

18日に発生した障害では、マイクロソフト製OS搭載パソコンや航空便、銀行、放送局などへの影響が報告された。

クラウドストライクの不具合は顧客基盤が大きいため、広範囲に及ぶ影響を引き起こす可能性がある。

 【シリコンバレー時事】世界各地で発生したシステム障害の原因とされる米クラウドストライクのカーツ最高経営責任者(CEO)は19日、「事の重大さを理解しており、ご不便・ご迷惑をおかけしたことをおわびする」とX(旧ツイッター)に投稿した。

 

 障害は18日、マイクロソフト(MS)の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を搭載したパソコンなどで発生。航空便に遅延・欠航が生じたほか、銀行や放送局などの業務にも影響が出た。

 クラウドストライクは、不正アクセスなどの脅威を検知する技術をクラウドサービスを通じて展開する情報セキュリティー大手。同社のソフトウエア更新に伴う不具合が障害の引き金となったが、顧客基盤が大きいため、影響が広範囲に及んだもようだ。