オバマ氏「バイデン大統領の“勝利”大きく遠のいた」 民主党重鎮らも懸念

AI要約

アメリカのオバマ元大統領はバイデン氏が大統領選で勝利するのは難しいとの考えを示していたと報じられています。バイデン氏には再選の可能性が遠のいており、民主党内でも懸念の声が広がっています。

オバマ氏はバイデン氏とのコミュニケーションが少ないことから撤退論に対して沈黙を続けており、党内からの圧力が高まっています。重鎮も含めた民主党の議員たちからもバイデン氏への撤退を促す声が上がっています。

さらに、バイデン氏が新型コロナウイルスに感染し、症状が出ていることが発表されました。状況が混迷する中、バイデン氏の今後の選挙戦への影響が注目されています。

オバマ氏「バイデン大統領の“勝利”大きく遠のいた」 民主党重鎮らも懸念

 アメリカのオバマ元大統領はバイデン氏が大統領選で勝利するのは難しいとの考えを示していたと、アメリカメディアが報じました。

 ワシントン・ポストによりますと、オバマ氏はここ数日、側近に対しバイデン氏が大統領選で勝利する道は大きく遠のいたとして、再選の可能性をバイデン氏は真剣に検討すべきとの考えを示したということです。また、重鎮を含む多くの民主党議員から電話を受け、バイデン氏への懸念の声を聞いているということです。

 オバマ氏は6月のテレビ討論会の後、バイデン氏とは1度しか話をしていないということで、党内で広がる撤退論に対しては沈黙を守っています。

 また、ワシントン・ポストは民主党の重鎮、ペロシ元下院議長が同僚議員に対し、バイデン氏はまもなく選挙戦から撤退するよう説得されるだろうと語ったと伝えました。

 一方、ホワイトハウスは18日、新型コロナウイルスに感染したバイデン氏は熱はないものの、呼吸器に軽い症状があるとの主治医の診断結果を発表しました。(ANNニュース)