「私服姿が珍しい」ブータン国王一家のモンゴル休暇が話題に

AI要約

ブータンのワンチュク国王とジェツン・ペマ王妃の一家が、モンゴル訪問中の姿が話題になっています。国王夫妻は普段の民族衣装から私服姿に変わり、リラックスした様子で楽しんでいます。

一家はモンゴルでラクダに乗るなど素晴らしい風景を背景に写真を撮り、幸せそうな雰囲気が伝わります。幼すぎる王女が不在の噂もあったが、実際は一家全員で訪れています。

フォトグラファーは国王夫妻の親しみやすい姿に驚き、ブータンは本当に幸せな場所であると感じました。ジェツン・ペマ王妃はファッションセンスでも注目を集める存在です。

「私服姿が珍しい」ブータン国王一家のモンゴル休暇が話題に

ブータンのワンチュク国王とジェツン・ペマ王妃の一家が、国賓と家族旅行を兼ねたモンゴル訪問が話題になっている。

普段は公務でもプライベートでも民族衣装であるゴ(男性用)とキラ(女性用)で人々の前に姿を現している国王夫妻だが、モンゴルのゴビ砂漠では私服姿であった。

一家がラクダに乗るなどリラックスしている姿はもとより、ワンチュク国王が黒いTシャツにチノパン姿でカメラをぶら下げ、ジェツン・ペマ王妃も黒いTシャツと黒のロングスカートにスニーカー姿が「珍しい」と話題だ。

当初、チンギス・ハーン像前での撮影時に昨年生まれた長女ソナム・ヤンデン王女の姿がなかったことから、幼すぎる王女はブータンでお留守番との噂もあったが、一家5人でモンゴルを訪問していたことが後に写真から判明。

一家の写真を担当したモンゴル人フォトグラファーのガン・ウルジ・ゴンチグさんはインスタグラムで複数枚の写真を共有し、英「HELLO!」誌のインタビューに対して、次のように答えている。

「ブータンの国王陛下と王妃陛下、そしてご家族をモンゴルの美しい風景を背景に親密な雰囲気の中で撮影する機会を得られたことを光栄に思います。(略)とても気さくで親しみやすいことに驚きました。一国の国王と王妃とは思えないほどです。とてもフレンドリーだったので写真撮影も簡単でした。ご一家を見るに、ブータンは本当に幸せな場所に違いないと思いました」

2006年に父である国王が譲位したことで26歳の若さで即位し、最初の出会いから13年後の2011年に幼馴染のジェツン・ペマ王妃と結婚したたワンチュク国王。

2016年に長男ジグミ・ナムゲル・ワンチュク王子、2020年に次男ジグミ・ウゲン・ワンチュク王子、そして2023年に長女ソナム・ヤンデン王女が誕生している。

ジェツン・ペマ王妃は「ブータンのキャサリン妃」とも呼ばれており、才色兼備ぶりとファッションセンスに世界中から注目されていることでも知られている。