政治家襲撃、世界各地で相次ぐ 支持者に紛れ凶行 米大統領選

AI要約

世界各地で政治家を狙った襲撃事件が相次いでいる。日本、スロバキア、ブラジル、韓国などで続発しており、安倍元首相や岸田首相、フィツォ首相、ボルソナロ下院議員、李在明代表などが犠牲になったり負傷したりしている。

安倍元首相が銃撃され、山上徹也被告に殺害されたり、岸田首相が爆発物に襲われたりした事件があった。スロバキア、ブラジル、韓国などでも政治家が攻撃を受ける事件が続いている。

これらの事件は、警備の重要性や政治家の危険性を再確認させるものであり、政治家の安全確保が急務とされている。

 首脳など有力政治家を襲撃する事件が世界各地で相次いでいる。

 日本では2022年、安倍晋三元首相が奈良県内で遊説中、聴衆に紛れ込んでいた山上徹也被告から銃撃を受け死亡。23年には、和歌山市の漁港で演説していた岸田文雄首相に向かって爆発物が投げ付けられ、警察官と聴衆の2人が軽傷を負った。

 スロバキアでは今年5月、フィツォ首相が群衆に紛れた男に銃撃され、一時重体となった。ブラジルでは18年、大統領選に出馬していたボルソナロ下院議員(当時)が支持者らの間を練り歩いている最中に腹部を刺された。重傷を負ったが、その後当選している。

 一方、韓国では今年1月、最大野党「共に民主党」の李在明代表が視察先で、支持者を装って近づいた男に刃物で首を刺され負傷した。