会場外からトランプ氏を狙撃か 数百m離れた建物の屋根上から狙う

AI要約

トランプ前大統領がペンシルベニア州で銃撃される事件が発生。

容疑者は警護隊に射殺され、トランプ氏は軽傷を負った。

事件は暗殺未遂事件として捜査が始まった。

会場外からトランプ氏を狙撃か 数百m離れた建物の屋根上から狙う

 米東部ペンシルベニア州バトラーで13日に起きたドナルド・トランプ前大統領の銃撃事件で、米CNNはトランプ氏が選挙集会の会場外から狙撃されたと報じた。

 容疑者は、トランプ氏を警護する大統領警護隊(シークレット・サービス)に殺害された。聴衆1人が死亡、1人が重傷で、トランプ氏も耳のあたりを負傷した。司法当局は暗殺未遂事件として捜査を始めた。

 報道によると、容疑者は、集会が開かれた屋外のイベント会場から数百メートル離れた建物の屋根の上にいた。ライフルなどを使って狙撃した可能性があるという。トランプ氏は普段から大統領警護隊が警護しており、集会に参加するには荷物検査を受ける必要もある。

 容疑者はこうした警備態勢を把握した上で、会場外から狙った可能性がある。

 13日の集会は一般市民も参加が可能で、会場も事前に広報されていた。【ワシントン秋山信一】