米、弾薬輸送を一部再開へ 対イスラエル軍事支援 報道

AI要約

米政権が停止していたイスラエルへの弾薬輸送を一部再開する方針を報じた。

バイデン政権は無誘導爆弾「MK84」などの輸送を停止したが、無誘導爆弾「MK82」の輸送を再開することを決定。

この決定は、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファでの大規模攻撃による犠牲者の拡大を受けたものである。

 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は10日、バイデン米政権が停止していたイスラエルへの弾薬輸送を近く一部再開する方針だと報じた。

 威力が小さい無誘導爆弾「MK82」の輸送を再開し、数週間以内にイスラエル側に引き渡すという。

 バイデン政権はパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの大規模攻撃に伴う犠牲者の拡大を懸念し、無誘導爆弾「MK84」などの輸送を停止。米当局者は同紙に対し、MK84のラファでの使用に懸念を示しつつ、「500ポンド爆弾(MK82)は懸念していない」と述べ、輸送再開の手続きが行われていると説明した。