オーストラリア、内陸部の町に夜間外出禁止令 暴力事件受け

AI要約

オーストラリア警察がアリススプリングスに3日間の夜間外出禁止令を出した。警官が襲われるなどの暴力事件が発生し、深刻な被害が報告された。

夜間外出禁止令は午後10時から午前6時まで施行され、アリススプリングスは主要な観光地への玄関口となっている。

過去にも乱闘事件が発生し、未成年に対する外出禁止令が出された経歴がある。

Renju Jose Alasdair Pal

[シドニー 8日 ロイター] - オーストラリア警察は8日、非番の警察官が襲われるなどの暴力事件が発生した内陸部の観光都市アリススプリングスに3日間の夜間外出禁止令を出した。

北部準州ノーザンテリトリー警察の幹部は記者団に、過去72時間にアリススプリングスで「重大な被害と騒乱」が発生したと述べた。

警察官4人が徒歩で帰宅途中に襲われたとし、警察官であることを襲撃犯が認識していたかどうかは現時点で不明だと語った。

夜間外出禁止令は現地時間午後10時から午前6時まで施行される。

アリススプリングスはシドニーの北西約2000キロメートルに位置し、ウルル(エアーズロック)など主要な観光名所への玄関口となっている。

3月にも150人を巻き込んだ乱闘事件があり、18歳未満を対象に2週間の外出禁止令が出された。