英総選挙、現職閣僚ら相次ぎ落選 トラス前首相も議席失う

AI要約

英総選挙で保守党が大敗し、閣僚らが相次いで落選。過去最多の閣僚が議席を失う結果となった。

保守党内部の対立が敗北の原因と指摘される中、議席を失った閣僚は10人に上り、モーダント下院院内総務も含まれる。

過去の地滑り的な勝利を収めた1997年総選挙を上回る規模の落選が起き、保守党にとって打撃となった。

英総選挙、現職閣僚ら相次ぎ落選 トラス前首相も議席失う

Michael Holden Andrew MacAskill

[ロンドン 5日 ロイター] - 4日投開票の英総選挙では与党・保守党が大敗し、トラス前首相のほか、現職の閣僚らが相次いで落選した。

閣僚では、シャップス国防相、キーガン教育相、フレーザー文化相、ドネラン科学相、チョーク司法相ら10人が落選。スナク首相の後継候補の1人とみられていたモーダント下院院内総務も議席を失った。

シャップス氏は保守党の内部対立が敗北の原因だと批判。

議席を失った閣僚の数は、ブレア元首相率いる労働党が地滑り的な勝利を収めた1997年総選挙の際の7人を超え、過去最多となった。