滑落は長野県の大西さん 下山中に死亡 パキスタン

AI要約

日本人男性がパキスタンのスパンティーク峰で滑落死した事故で、長野県松本市の大西浩さん(64)が犠牲となったことが判明。

大西さんは長野県山岳協会の副会長であり、4人編成の登山隊の隊長として活動していた。登頂後、クレバスに落下してしまい救出されたものの、その後死亡した。

長年にわたり高校山岳部の顧問を務めており、今回の隊員には教え子も含まれていた。

 【ニューデリー時事】パキスタン北部のカラコルム山脈にあるスパンティーク峰(7027メートル)で日本人男性が滑落死した事故で、男性は長野県松本市の大西浩さん(64)と判明した。

 現地旅行会社や長野県山岳協会が4日明らかにした。大西さんは同協会の副会長だった。

 同協会などによると、大西さんは4人編成の登山隊の隊長だった。登頂を果たし、下山中の2日にクレバスに落下。他の隊員が引き上げた。救出時には生存していたが、その後現場で死亡したという。大西さんは長野県内の高校山岳部の顧問を長年務め、今回の隊員には教え子も含まれていた。