風間晋氏 バイデン氏“不安加速”討論会に「もう撤退するか敗北するかのどっちかしかないように」

AI要約

フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が、民主党のバイデン大統領の討論会での低調さについて言及し、バイデン氏の大統領としての資質に疑問が生じていることを指摘。

米CBSテレビの世論調査結果から、バイデン氏に対する有権者の認知機能への懸念が高まっていることが示され、候補交代論も浮上している可能性がある。

風間氏はバイデン氏について今後の選択肢が撤退か敗北のどちらしかないと指摘し、若者からはその姿勢が受け入れがたいとの見解を述べた。

 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が1日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。大統領選に向けた6月27日の討論会で低調に終わった民主党のバイデン大統領(81)について言及した。

 バイデン氏は共和党のトランプ前大統領(78)との約4年ぶりの直接対決となった討論会で声がかすれ、精彩を欠いた。衰えは隠せず、大統領としての資質を疑問視する声も出ており、民主党内で候補交代論が強まる可能性もある。

 米CBSテレビは6月30日、バイデン氏について、認知機能が衰え大統領が務まらないと有権者の72%が回答したとの世論調査結果を発表した。調査は討論会後に実施された。6月9日時点の65%から7ポイント増え、高齢不安が加速していることが裏付けられた。

 風間氏は「バイデンさんにとっては、もう撤退するか敗北するかのどっちかしかないように思います。この討論会を見ていて、単に言葉が出ないとか声がかすれているというだけではなく、トランプさんが話をしている時もバイデンさんの表情というのが本当に無表情で、どこを見て何を考えているのか分からないような状況だった」と指摘。そのうえで「その人に今後4年間を任せられるのかというのは、とても大きなポイントだと思いますし、自分から撤退すると言い出せないとしたら、それは単なる強情なおじいちゃんでしかないのではないのか、特に米国の若者からはそのように受け止められかねないと思います」と自身の見解を述べた。