中国・蘇州の日本人学校再開 安全対策強化と領事館

AI要約

中国江蘇省蘇州で日本人学校のスクールバスを待つ日本人母子が刃物で切り付けられた事件で、臨時休校が決まり、学校では安全対策を強化した上で登校を再開した。

事件が起きた地域は日本人駐在員や家族が多く居住する場所であり、一部の保護者からは子どもの安全を心配する声が上がっている。

事件は30代女性と男児が負傷し、中国人女性も重体となる深刻なものである。

 【上海共同】中国江蘇省蘇州で日本人学校のスクールバスを待つ日本人母子が中国人の男(52)に刃物で切り付けられた事件で、臨時休校となっていた学校は26日、登校を再開した。在上海日本総領事館によると、安全対策を強化した上で学校が再開を決めた。

 事件が起きたのは、日本人学校に近い日本人駐在員やその家族が多く居住する地域。保護者の一部からは「子どもを外に出したくない」「動機が分からない点に怖さが残る」との声があった。

 事件は24日午後に発生した。30代女性と未就学の男児が負傷し、バスの案内係をしていた中国人女性1人も刺されて重体。