米「音楽外交」推進、動画配信へ ユーチューブと提携

AI要約

米国務省が音楽を通じた国際交流を推進するため、ユーチューブとの提携を発表。動画を通じて英語学習を促進する取り組みを展開。

ハービー・ハンコックさんやチャック・Dさんらが「グローバル音楽大使」に任命され、音楽外交が強化される。音楽を通じて国境を超えた絆を促進し、民主主義の価値観を広める外交が展開される。

ブリンケン氏が音楽には特別な力があり、国際関係を強化するために音楽を活用する考えを示す。世界中の音楽愛好家に向けて国務省の取り組みを紹介している。

米「音楽外交」推進、動画配信へ ユーチューブと提携

 【ワシントン共同】米国務省は24日、音楽を通じた国際交流を推進しようと、動画投稿サイト、ユーチューブとの提携を発表した。ブリンケン長官が進める「音楽外交」の一環で、音楽を使って英語を学ぶ動画などを配信する。国務省で開かれた式典でブリンケン氏は「音楽には独特の力がある。国境を超えた絆を築き、国民同士、政府間の関係も強化する」と強調した。

 また、世界的ジャズピアニストのハービー・ハンコックさんや、ヒップホップグループ「パブリック・エネミー」のチャック・Dさんらを「グローバル音楽大使」に任命。ブリンケン氏は音楽好きとして知られ、昨年、音楽を通じて民主主義の価値観を広める外交を始動した。