見物客約3000人の中で約120kgの火薬積んだロケット爆発…雨乞い祭りで事故 38人けが、うち6人重傷 タイ
タイでロケット祭りの事故が発生し、見物客がけがを負った。
祭りで打ち上げられたロケットが爆発し、38人がけがをし、うち6人が重傷。
ロケットは火薬を積んでおり、五穀豊穣を願う儀式で使用されていた。
タイで16日、ロケット祭りのロケットが爆発する事故が発生した。
全長約2メートル、火薬約120kgを積んだロケットが見物客の中に落ち、38人がけが、うち6人が重傷だという。
打ち上げ時に何らかの不具合があったとみられている。
タイ・ローイエット県で16日、「雨乞い」のために打ち上げられたロケットが爆発する瞬間をカメラがとらえていた。
現場となったのは、毎年この時期に開かれるロケット祭りの会場だ。
集まった約3000人もの見物客の中に落ちて爆発したロケット。
全長約2メートルで約120kgの火薬を積んでいたという。
祭りでは五穀豊穣(ほうじょう)を願い、“ロケットが高く上がれば、雨に恵まれる”と信じられている。
ロケットは1度目の爆発の直後、横向きになっていて、見物客の方へ向かったあとに2度目の爆発をしていた。
打ち上げの際、何らかの不具合があったとみられるロケット。
この爆発で38人がやけどなどのけがをして、このうち6人は重傷だという。
(「イット!」 6月18日放送より)