ウクライナ前線近くのシロイルカ スペインへ移送 ロシアの攻撃インフラから空軍基地へ

AI要約

シロイルカがロシア軍の攻撃から逃れてスペインの水族館に移送される

ハルキウの水族館で飼育されていたイルカはストレスや停電にさらされていた

ロシア軍は空軍基地への攻撃に焦点を移し、F16戦闘機の供与に懸念を示す

ウクライナ前線近くのシロイルカ スペインへ移送 ロシアの攻撃インフラから空軍基地へ

ロシア軍による激しい攻撃から逃れるため、ウクライナ北東部・ハルキウにある水族館で飼育されていたシロイルカがスペインの水族館に移送されました。

 水槽を元気に泳ぐのは2頭のシロイルカ「プロンビル」と「ミランダ」です。

 ハルキウにある水族館で飼育されていましたが、ロシア軍の砲撃で聴覚の敏感なイルカは激しいストレスに晒されていました。

 さらに、ハルキウの発電所が破壊され、停電によって水槽の水温が維持できなくなったため、約17時間かけてスペイン・バレンシアの水族館に移送されました。

 ウクライナ北東部で激しい攻撃を続けているロシア軍について、イギリス国防省は12日から18日の間に発電所などインフラ施設などへの攻撃から空軍基地への攻撃に照準を切り替えたと明らかにしました。

 これは近くウクライナに供与されるF16戦闘機についてロシア軍が懸念を示していることを浮き彫りにしていると分析しています。