ウクライナの無人機114機、一晩で無力化 ロシア国防省

AI要約

ロシア国防省が夜間にウクライナのドローン114機を撃墜、少なくとも1人が死亡。

クラスノダール地方で従業員1人が死亡し、石油精製所も被害を受ける。

ウクライナがロシア領内への攻撃を強化、特にエネルギー施設を標的に。

ウクライナの無人機114機、一晩で無力化 ロシア国防省

【AFP=時事】ロシア国防省は21日、夜間にウクライナのドローン(無人機)114機を無力化したと発表した。少なくとも1人が死亡した。

 声明によると、ロシアの対空防衛システムがウクライナの無人機計114機を迎撃。「クリミア(Crimea)半島および黒海(Black Sea)上空で70機、クラスノダール(Krasnodar)地方上空で43機、ボルゴグラード(Volgograd)州上空で1機」を撃墜した。

 クラスノダール地方のベンヤミン・コンドラチェフ(Venyamin Kondratyev)知事は、ウクライナの無人機攻撃を受けたユズニー(Yuzhny)付近で、暖房施設の従業員1人が死亡したとテレグラムで明らかにした。また同地方のセベルスキ(Severski)地区では、石油精製所の管理棟数棟も被害を受けたという。

 ウクライナはここ数か月、ロシア領内への攻撃を強化。特にエネルギー施設を標的にしている。【翻訳編集】 AFPBB News