無所属ケネディ氏、27日討論会は不参加の見込み 資格達成期限過ぎる

AI要約

米大統領選に無所属で出馬するロバート・ケネディ・ジュニア氏が初回のテレビ討論会に参加せず。

CNNが設定した参加条件を満たしておらず、バイデン大統領とトランプ前大統領のみ参加可能となった。

ケネディ氏の支持率や州の数が不足し、FECに対し何らかの対応を迫っている。

無所属ケネディ氏、27日討論会は不参加の見込み 資格達成期限過ぎる

[ワシントン 20日 ロイター] - 11月の米大統領選に無所属で出馬する「第3の候補」であるロバート・ケネディ・ジュニア氏は、27日に開催される候補者による初回のテレビ討論会に参加しない見通しとなった。

討論会を主催するCNNが設定していた参加条件を満たす期限(米東部時間20日午前0時=日本時間同日午後1時)を過ぎた。

CNNは期限が迫る中、参加条件を満たしているのは現職で再選を目指す民主党のバイデン大統領と、返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領の2人のみだとしていた。

参加条件には、大統領当選に十分な数の州で投票用紙に名前が記載されることに加え、4つの全国世論調査で少なくとも15%の支持率を得ていることが含まれる。

ケネディ氏はこれまで3つの世論調査でのみ15%以上の支持を得ており、CNNの集計では投票用紙に名前が記載されているのはわずか6州にとどまった。

CNNとケネディ陣営からのコメントは現時点で得られていない。

ケネディ陣営は連邦選挙委員会(FEC)に対し、20日までに何らかの対応を取るよう迫り、さもなければ、CNNとバイデン、トランプ両氏による討論会の開催を阻止するよう求めている。

FECはコメントを控えた。