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ケネディ氏、27日TV討論会参加は望み薄 米大統領選「第3の候補」
米大統領選の第3候補、ロバート・ケネディ・ジュニア氏は初回のテレビ討論会への参加が難しい状況にある。
現在の討論会への参加条件はバイデン大統領とトランプ前大統領のみに該当しており、ケネディ氏は選出されていない。
ケネディ氏は討論会の公平性を疑い、自らの排除を訴えており、連邦選挙委員会に対し対応を求めている。
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[ニューヨーク 19日 ロイター] - 11月の米大統領選に無所属で出馬する「第3の候補」であるロバート・ケネディ・ジュニア氏は、27日に開催される候補者による初回のテレビ討論会に参加する望みは薄いもよう。
初回討論会を主催するCNNによると、現時点で討論会への参加条件を満たしているのは現職で再選を目指す民主党のバイデン大統領と、返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領の2人のみ。参加条件を満たす期限は米東部時間20日午前0時に迫っている。
ケネディ氏はこれまでに、CNNの討論会は不公平で、バイデン、トランプ両氏は「私が討論会で勝つことを恐れ、私を討論会から排除しようとしている」と主張し、苦情を申し立ている。
さらにケネディ氏の陣営は、同氏が9州で投票用紙に名前が記載されているほか、他の14州でもそれに向け十分な署名が集まっており、選挙で勝利する可能性はあると主張。連邦選挙委員会(FEC)に対し、20日までに何らかの対応を取るよう迫り、さもなければ、CNNとバイデン、トランプ両氏による討論会の開催を阻止するよう求めている。
ケネディ氏は反ワクチン活動家として知られる。故ロバート・ケネディ元米司法長官の息子で、1963年に暗殺されたジョン・F・ケネディ元大統領のおいに当たる。